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岩見信吾ウェブログ/イワメディア:岩手盛岡・三陸宮古オモッセ&ソーシャル

復興交付金【効果促進】事業といわれるもの。

time 2015/05/10

【宮古・盛岡横断道路】(100キロ)と、東北横断自動車道釜石秋田線・釜石―花巻間(80キロ)の復興【支援】道路。

 

◆ニュースソース:内陸と沿岸をつなぐ「横軸」。

宮古盛岡横断道路(100キロ)と、東北横断自動車道釜石秋田線・釜石―花巻間(80キロ)の2路線の整備費について、これまで通り国が全額負担するか、県の一部負担を求めるか、最終調整が続いています。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150618_2

岩手日報Webニュースより

 

宮古(新里)に実家があるため、「宮古~盛岡間」だけは、早期完成を願っていますが、とても複雑です。

三陸と内陸を結ぶだけの道路なので、「東日本大震災とは関係がない」と地元以外の方に思われても仕方がないです。

この道路以外にも、地元負担が求められてきます。

復興交付金「効果促進事業」と言われるものです。

例えば、復興公営住宅への下水道整備とかもろもろ…。

内陸とかで開催されている「復興」と付く表題のものとか…。

私がみなさんの前でお話するときに言ってますが…

「国が全額負担」するのか「岩手県も一部負担」するのか。

簡単にいえば、「国=国民が負担」、「岩手県=岩手県民が負担」するということです。

負担してくれる「分母」が少なくなると、負担する「金額=借金」もどっと増える。

生産人口もどっと減ってくるのに、ん・・・。

みんなで「しっかり考えていこうよ」という話です。

人口を増やすも何も、現状維持すら難しいのですから。定住促進もしかり。

さぁ、みなさんはどう考えますか?

これって、本当に必要?必要ではない?という選択のタイミングなのですよ。

仮に、必要が無いです!と…

岩手県(役所)が判断しても、他の「被災県・被災県民」から反発を食らう。

市町村(役所)が判断しても、他の「被災市町村・被災市町村民」から反発を食らう。

分かってはいても、一番に手を挙げれないのが現実ですよね。

こういうものこそ、阪神・淡路大震災を教訓にしてほしい。

プロフィール

岩見 信吾 / IWAMI Shingo

岩見 信吾 / IWAMI Shingo

NPOスペシャリスト・地域情報化プランナー: @IwaminTV / @iwateNPO / @IwateNow / @aiinaNPO 元副所長・管理者/魚ログ・三鉄ログ創設/ #盛岡星人 /産学民公連携協働,環境と地域ICT,地域DX,まちづくり,商品開発,災害復興。/日本経済新聞【地域情報化大賞 2008】日経MJ賞 受賞:三陸いわて産地魚市場の環境を意識した地域情報化/農林水産省ボランタリープランナー/岩手県宮古市(旧:新里村)出身、岩手県盛岡市在住 [詳細]

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