平成28年 台風10号の災害に関して・・・
被害を受けた地域を出入りするメディア・民間団体・学校、地方などの代表の方へ。

平成28年 台風10号の災害
みなさん岩泉に目を向けられていますが、久慈市も宮古市も大変なんですよ。
ぶっちゃけ。
岩泉を取り上げると、現地に入ると、いろんなテストの点数が高くなるのかな?
点数を稼げるのかな? と、いろんな先生、報道関係・支援団体の上層部の方々に問うてみたい。
事の大きい小さいも大事ですが、「何事もバランスよく」と思うけど…。
1つの地域だけに入ってこうだ!ではなく、様々な地域の特徴を見てから比較し、総合的に判断してもらいたい。
そのような配慮ができる人間は、落第なのでしょうね。
私は、そういうテスト問題は絶対に出したくないし、評価しません。
ましてやそういう点数は、絶対に欲しくない!
そういう方々には、マイナスの点数をつけてます。
マイナス1兆点です。
季節外れな気象など、今年はなんだか落ち着きませんね。
「JR山田線」の土砂への衝突・脱線事故・・・。
我が故郷の「JR岩泉線」も同じような事故で運休し、そのまま廃線となりました。
今回事故があった、JR山田線も駅の廃止が決まりました。
大志田駅と浅岸駅(盛岡市)を次のダイヤ改正に伴い廃止となります。
道路も良くなりますし、106急行バスも充実していますし、山田線も廃線の方向へ行くのでしょうか…不安です。
宮古方面からも県立中央病院への重要路線となってます…上盛岡駅。
事故調査官が現地調査 JR山田線脱線事故で10人けが【ANN NEWS】より
11日夜、岩手県宮古市のJR山田線で走行中の列車が土砂に乗り上げ、乗客10人がけがをした脱線事故で、国の鉄道事故調査官が現地入りし、調査を始めました。
午後7時半ごろ、JR山田線平津戸駅から松草駅の間で、宮古発盛岡行きの列車が線路内に流れ込んだ土砂に乗り上げ脱線し、10人の客がけがをしました。事故の現場には12日午後0時すぎ、運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人が入り、調査を始めています。JRは事故があった山田線の一部区間の運行を見合わせていて、土砂の撤去など今後の復旧の見通しは立っていないということです。
(2015/12/12 15:54)
【宮古・盛岡横断道路】(100キロ)と、東北横断自動車道釜石秋田線・釜石―花巻間(80キロ)の復興【支援】道路。
◆ニュースソース:内陸と沿岸をつなぐ「横軸」。
宮古盛岡横断道路(100キロ)と、東北横断自動車道釜石秋田線・釜石―花巻間(80キロ)の2路線の整備費について、これまで通り国が全額負担するか、県の一部負担を求めるか、最終調整が続いています。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150618_2
岩手日報Webニュースより
宮古(新里)に実家があるため、「宮古~盛岡間」だけは、早期完成を願っていますが、とても複雑です。
三陸と内陸を結ぶだけの道路なので、「東日本大震災とは関係がない」と地元以外の方に思われても仕方がないです。
この道路以外にも、地元負担が求められてきます。
復興交付金「効果促進事業」と言われるものです。
例えば、復興公営住宅への下水道整備とかもろもろ…。
内陸とかで開催されている「復興」と付く表題のものとか…。
私がみなさんの前でお話するときに言ってますが…
「国が全額負担」するのか「岩手県も一部負担」するのか。
簡単にいえば、「国=国民が負担」、「岩手県=岩手県民が負担」するということです。
負担してくれる「分母」が少なくなると、負担する「金額=借金」もどっと増える。
生産人口もどっと減ってくるのに、ん・・・。
みんなで「しっかり考えていこうよ」という話です。
人口を増やすも何も、現状維持すら難しいのですから。定住促進もしかり。
さぁ、みなさんはどう考えますか?
これって、本当に必要?必要ではない?という選択のタイミングなのですよ。
仮に、必要が無いです!と…
岩手県(役所)が判断しても、他の「被災県・被災県民」から反発を食らう。
市町村(役所)が判断しても、他の「被災市町村・被災市町村民」から反発を食らう。
分かってはいても、一番に手を挙げれないのが現実ですよね。
こういうものこそ、阪神・淡路大震災を教訓にしてほしい。
某国鉄の人と「上下分離だの、国費だの」な話になった。
事実上、赤なのに「黒だ!黒だ!!」と言っている?!言わされている?!方々が、とても可愛そうだと思うってさ…。
私も思う。本当に。
「黒だ!」の部分が「赤」になるのは、時間の問題で…地域住民負担も増えるのが目に見えているのにな。
ほんと、どうするんだべね。
そうなったとき、土下座とか訂正発表とかすんだべが。
そして、赤の部分を永遠に払ってくれるんだろうか? 「正直言い過ぎだ」といわれるけど…とても謎である。