IwaMedia!!

岩見信吾ウェブログ/イワメディア:岩手盛岡・三陸宮古オモッセ&ソーシャル

岩手・盛岡駅西口、岩手県の公共複合施設「いわて県民情報交流センター」が生まれて20年。
愛称「アイーナ aiina 」私たち岩手県民は、その響きとロゴに、ずっと親しんできました。
それはもはや、単なる愛称ではなく、県民の共有財産です。


この場所は、お金儲けのためではなく、県民の文化的な活動や人の交流を支えるために作られたはずです。
「アイーナ」という名前は、その設立の精神理念そのものを表す言葉でした。

県の財政が厳しいからネーミングライツが必要だ、という理屈は分かります。
しかし、だからといって、県民の愛着が深く刻まれた「アイーナ」の名前まで売り物にするのは、あまりにも乱暴ではないでしょうか。
この施設の根幹にある価値観を自ら壊すような、配慮の欠けた計画に強い憤りを覚えます。

目先の利益と引き換えに、私たちが20年かけて育んできた文化や愛着、そして「アイーナ」という場所の存在意義そのものを失うことは、未来への大きな損失です。

正直に言って、新しいネーミング、看板、ロゴ、書体、その全てが受け入れがたいものです。
これまでの「アイーナ」が築き上げてきた品位や知的で洗練されたイメージはどこへ行ったのでしょうか。
この変更を一体誰が主導したのか、問いただしたい気持ちでいっぱいです。

だからこそ、何度でも言います。
「アイーナ aiina」は、永遠に「aiina アイーナ」です。

sponsored link

最近、政治家や政党・政治活動団体がインターネットを通じて政治活動資金を募る「クラウドファンディング」が、新しい政治参加の形として注目を集めています。

「クリーンな政治のため、企業献金に頼らない!」「市民の力で政治を動かそう!」

こうしたキャッチーな言葉と共に、多くのプロジェクトが立ち上がり、共感した市民がスマートフォン一つで手軽に支援できる。一見すると、これは理想的な「市民主体」の政治に見えるかもしれません。

しかし、一歩立ち止まって考えてみましょう。この仕組み、本当に市民が「主役」なのでしょうか。むしろ、政治が市民に「課金」を求める「市民課金」モデルになってはいないでしょうか?

「政策」の前に「財布」を開かせる仕組み

本来の「市民主体」の政治とは何でしょうか?

それは、私たちが日々の暮らしの中で感じる課題や未来への希望を、政策という形で実現してくれる代表者を選ぶことから始まります。私たちは、政治家の掲げる理念や政策をじっくりと吟味し、議論し、投票という行動で意思を示します。つまり、主役はあくまで市民一人ひとりの「意思」や「政策判断」です。

一方で、政治クラウドファンディングの多くは、まず私たちに「財布を開かせる」ことから始まります。それこそ「市民・有権者【負担】の始まり」であり、【二重課税】そのものです。

プロジェクトページには、候補者の熱い想いやビジョンが語られます。しかし、私たちが最初に行うアクションは、政策への深い理解や議論ではなく、「支援」という名の資金提供、つまり「お金を出す」ことです。

これは、まるで応援したいクリエイターに「投げ銭」をしたり、好きなゲームで「ガチャ」を回したりする感覚に似ていないでしょうか。共感や期待に対してお金を払い、その見返り(リターン)として活動報告やオリジナルグッズを受け取る。この構造は、まさに「課金」そのものです。

「市民課金」がもたらす3つの危険性

「応援したい人にお金を出すのが、何がいけないの?」 もちろん、その気持ち自体は尊いものです。しかし、この「市民課金」モデルが政治の当たり前になると、いくつかの危険性が生まれます。

1. 政策よりも「人気」や「共感」が優先される

課金モデルで成功するためには、多くの人の感情に訴えかけ、共感を呼ぶストーリーが重要になります。そうなると、地味で時間のかかる政策課題よりも、分かりやすく、キャッチーで、時に過激な主張をする人にお金が集まりやすくなる危険性があります。政治が、中身の伴わない人気投票になってしまうのです。

2. 「お金を出せる市民」の声が大きくなる

「誰でも少額から参加できる」というのはクラウドファンディングの魅力です。しかし、現実には高額な支援をする人もいます。政治家にとって、多額の「課金」をしてくれた支援者は「太い客」に見えてしまうかもしれません。結果的に、声の大きさがお金の量に比例してしまい、資金を提供できない、あるいはしたくない市民の声が軽んじられる恐れがあります。これでは、一部の裕福な個人や企業から献金を受けていた旧来の政治と、本質的に何が違うのでしょうか。

3. 政治が「運営」に、市民が「ユーザー」になる

課金してくれた「ユーザー(市民)」の期待に応え続けなければ、次の「課金」はありません。政治家は、長期的な視点で国や地域の未来を考えるよりも、目先の支援者(課金ユーザー)の顔色をうかがうようになりがちです。政策が実現しなかった時、市民は「課金したのに裏切られた」と感じ、政治家は「サービスが不十分だった」と謝罪する。このような関係性は、本来あるべき市民と政治家の緊張感ある関係とは程遠いものです。

真の「市民主体」を取り戻すために

政治クラウドファンディングは、政治への関心の入り口として、また新しい資金調達の選択肢として、可能性を秘めています。

しかし、私たちはその手軽さに流されることなく、その本質が「市民課金」モデルであるという側面を冷静に見極める必要があります。

私たちが政治家に求めるべきは、財布を開くことへの見返り(リターン)ではありません。私たちの暮らしを豊かにし、未来への責任を果たす「政策の実現」です。

そのためには、お金を出すだけでなく、

  • 学ぶこと:候補者が何を言っているのか、その政策は本当に実現可能なのかを学ぶ。
  • 議論すること:家族や友人と政治について語り合い、多様な意見に耳を傾ける。
  • 投票に行くこと:最も重要な意思表示である選挙権を放棄しない。

これら地道な行動の積み重ねこそが、真の「市民主体」の政治を実現する唯一の道です。

次にあなたが政治クラウドファンディングのページを目にした時、ぜひ一度問いかけてみてください。

「私は今、未来の社会に参加しようとしているのか。それとも、ただ『課金』しようとしているだけなのか」と・・・どちらですか??

政治クラウドファンディングは透明性が肝です。使用目的はなんですか?
SNSに付随する制作物がほとんどではないですか?
現時点で、具体的な政策はしっかり述べられていますか?
そして、収支決算書をきちんと見ることです。

この記事を見て、なんか気になる点があったら速攻「やっぱ返して!」と言ってみてはいかがでしょうか?
進んで「クーリングオフ」を活用しましょう!

たくさんのみなさんのご理解、ありがとうございました。
岩見 信吾

【公職選挙法に関する注意点】
政治資金規正法上、政治家個人への寄付は原則として禁止されています。政治家への寄付は、候補者が代表を務める政治団体が受け取る形になります。また、選挙期間中の寄付の募集は「事前運動」とみなされ、公職選挙法に抵触する可能性があります。さらに、居住地以外の地域の候補者への寄付は制限されるなど、公職選挙法には細かな規定が存在します。政治クラウドファンディングを利用する際は、これらの法的制約を十分に理解し、適切に行動することが重要です。

sponsored link

それは「手柄の横取り」ではない!「魂の略奪」である!!

もし、あなたが24年という歳月をかけ、丹精込めて豊かな果樹園を育て上げたとします。 色とりどりの果物が実り、多くの人がその恵みで笑顔になった、まさにその収穫の直前。 ある日突然、有力者を名乗る人物が現れて、こう宣言します。

「この素晴らしい果樹園は、私が作ったものだ!」

そして、あなたの存在そのものを否定し、まるであなたが最初からいなかったかのように振る舞い、果実だけをすべて奪い去る。 挙句の果てに管理を放棄し、果樹園を荒れ放題にしてしまったとしたら……。

あなたはどう感じますか? これは、単なるたとえ話ではありません。

私、岩見信吾が、この岩手の地で24年以上にわたり続けてきた社会貢献活動、NPOボランティア、そしてNPO団体の運営支援という活動の現場で、実際に起きたことなのです。

これは「ひどい事」という一言では片づけられない!!

私の24年以上にわたる活動の成果を奪い、その活動を無責任に投げ出し、そして何より、私という人間がNPO活動に存在しなかったかのように扱う行為。 これを「ひどい事」という一言で片づけてはいけません。 これは、一人の人間の人生という時間を、土足で踏みにじる行為です。

汗も涙も、喜びも苦悩も、すべてが詰まった24年という歴史のページをビリビリに破り捨て、「無かったこと」にする歴史の改ざんです。 その人が地域に捧げた善意や情熱、築き上げてきた信頼関係を根こそぎ奪い去る、まさに「魂の略奪行為」と言っても過言ではないのです。

 

想像してみてください。これがどれほど残酷で、非人道的な行為であるか?

【マラソンランナーの悲劇】

42.195kmを血の滲むような努力で走り抜き、ゴールテープの目前まで来たランナーを押しのけて、ずっと待機していた人物がゴールし、すべての喝采を浴びる。 それどころか、元々走っていたランナーは「コースを走っていなかった」ことにされてしまうのです。  

【我が子を奪われる親の痛み】

愛情を込めて育て上げた我が子の名前を、ある日突然、他人が自分の子として戸籍を書き換え、自らの功績として自慢し始める。 そして、本当の親の存在は、誰の記憶からも消し去られようとするのです。 これが、どれほど残酷で非人道的な行為であるか、お分かりいただけるでしょうか。 これは単なるビジネス上の成果の横取りとは次元が違います。 人の善意と人生そのものを否定する、最も卑劣な行為の一つです。  

なぜ、このような人物が地域のリーダーに向いていないのか?

そして今、このような行為を平然と行った人物が、地域のリーダーになろうとしている、あるいは既になっているとしたら、私たちはその現実を直視しなければなりません。 なぜなら、その人物はリーダーとして致命的な欠陥を抱えているからです。
  • 他人の痛みがわからない 人が時間と情熱を注いだものを平気で奪い、その存在を無かったことにできる人間は、他人の痛みに共感する能力が決定的に欠如しています。 これは、市民一人ひとりの暮らしや想いを背負うリーダーには、絶対にあってはならない資質です。
  • 誠実さの欠片もない 他人の功績を盗んで自分のものだと言い張る不誠実さ。 これは、市民に対しても平気で嘘をつき、情報を隠蔽し、自分に都合の良いように事実を捻じ曲げる危険性を示唆しています。 そのようなリーダーの下では、公正で透明な地域運営など望むべくもありません。
  • 感謝と尊敬を知らない 地域社会は、名前も知られていないような多くの人々の地道な努力と貢献によって成り立っています。 その努力を踏みにじる人間は、市民への感謝や尊敬の念を持ち合わせていません。 自分より弱い立場の人、声の小さい人を切り捨て、使い捨てる政治を行うことは火を見るより明らかです。
  • 責任感の欠如 美味しいところだけを奪い、面倒になった途端に活動を無責任に投げ出す行為は、リーダーの根幹である「責任感」の無さを露呈しています。 困難な課題や災害が起きた時、真っ先に地域や住民を放り出すのは、このような人物です。
人の努力の結晶を土足で踏みにじり、その上に自分の城を築こうとする人物は、リーダーではありません。 地域社会という共同体を破壊する「略奪者」です。  

「知らなかった」では済まされない。応援するあなたの社会的責任

「あの人は良い人そうだから」「詳しいことは分からないけど、応援している」

その一言が、どれだけ重い責任を伴うか、私たちは考えなければなりません。 事実を知らずに、あるいは知ろうともせずに、こうした人物を応援することは、不正行為への加担に他なりません。

あなたは、丹精込めて果物を育てた農家からすべてを奪った泥棒が売る果物を、「美味しそうだ」と言って買うのと同じ過ちを犯しているかもしれません。 あなたは、歴史の改ざんに「その通りだ」と拍手を送る群衆の一人になっているかもしれません。

あなたの無邪気な「いいね!」や「応援」が、不誠実な人物に「お墨付き」を与え、その卑劣な行為を正当化し、新たな被害者を生む力になってしまうのです。

 

未来を選ぶのは、私たち一人ひとりです!

地域の未来を選ぶのは、私たち一人ひとりです。 リーダーを選ぶという行為は、私たちの暮らしと子どもたちの未来を託す、極めて重い決断です。

表面的なイメージや耳障りの良い言葉に惑わされてはいけません。 その人がこれまで「何をしてきたか」、そして「どのように人と向き合ってきたか」。 その行動の積み重ねこそが、その人物の本質を表します。

どうか、あなたの清き一票、あなたの善意からの応援が、「魂の略奪者」を生み出す力とならないよう、真実を見抜く目を持ってください。

誠実な人間が、その努力が、正当に評価される社会。 人の痛みがわかるリーダーが、地域を導く社会。 そんな当たり前の社会を築く責任が、私たち一人ひとりにあるのです。

私を「無かったこと」にした、「特定非営利活動法人 いわて連携復興センター」、「特定非営利活動法人 いわてNPOフォーラム21」の代表や理事、事務局長そしてその組織に加担する人物を、私は絶対に許しません。

一人の人間の功績と人格、そして費やした人生の時間を社会的に抹殺しようとするこの行為は、個人の尊厳を著しく踏みにじる、断じて許されない「人権侵害」です。

何も考えず「無邪気」応援するあなたの姿勢、今すぐ改めませんか? 多くのみなさんのご理解、ありがとうございました。

岩見 信吾

次回は、政治活動団体のクラウドファンディングの危険性について論説します。

sponsored link

ご報告です。パブリックコメントを提出しました。
どのように評価をされ、コメントが付くか楽しみです。

内丸プラン(内丸地区再整備計画)基本方針編(素案)についての意見を募集します。【盛岡市役所 公式 ホームページ】

中心市街地の多くの建物が老朽化し、都市としての更新時期を迎えております。人口減少が進行する中、市が将来にわたって都市の活力を維持していくためには中心市街地を核として魅力的なまちであり続けることが必要であり、その第一歩が内丸地区の再整備になります。将来にわたり共有される一貫した方針のもと、再整備に取り組む必要があることから、内丸プラン(内丸地区再整備基本計画)基本方針編(素案)を作成しました。

つきましては、この内丸プラン(内丸地区再整備基本計画)基本方針編(素案)について幅広くご意見をいただき、策定の参考とさせていただきたいことから、皆様からのご意見を募集します。
募集期間
令和7年9月1日(月曜日)から 9月22日(月曜日)まで
郵送の場合は令和7年9月22日(月曜日)必着、郵送以外は同日17時締め切り

【提出したパブリックコメント】
2025年9月9日提出
内丸プラン(内丸地区再整備基本計画)基本方針編(素案)への意見
盛岡市長(宛て)

【意見の概要】
県都、盛岡・内丸地区の50年先を見据えた再整備計画の策定に感謝いたします。
歴史と文化、風土を尊重しつつ、未来に向けた魅力的なまちづくりを目指す本プランに、全体として賛同します。
その上で、計画をより良いものにするため、内丸住人として、以下意見や提案をします。

1.評価できる点(賛同意見)
長期的な視点に立った計画であること
場当たり的な開発ではなく、50年という長期的な視点に立ってまちの将来像を描いている点を高く評価します。
人口減少などの社会変化を見据えた持続可能なまちづくりへの意思を感じました。

「4つのゾーン」による機能的な空間づくり
地区の特性を活かし、「シビックコアゾーン」や「業務ゾーン」などゾーニングを設定することで、行政・ビジネス・交流といった都市機能が整理され、市民や来訪者にとって分かりやすく、誰もが集える魅力的な空間が生まれることを期待しています。

2.提案
(提案)内丸メディカルセンターの再整備と医療機能の強化
市民の健康を支える重要な拠点である内丸メディカルセンターについて、岩手医科大学と本計画を連携した再整備を強く要望します。最新の医療設備を導入するとともに、災害時にも医療を提供し続けられる基幹災害拠点病院としての機能を強化してください。

(提案)公民連携による防災拠点の整備
内丸地区が持つ広域的な防災拠点としての役割を強化するため、行政機関の建て替えに合わせ、民間企業や地域住民と連携した防災機能の整備を提案します。例えば、日中を内丸地区で過ごす人たちを含めた帰宅困難者の一時滞在を受け入れ可能な施設の指定や体制づくり、災害用備蓄倉庫を公民共同で整備・運営する仕組みを検討していただきたいです。

(提案)公民連携による共創・協働スペースの整備
業務ゾーンの活性化策として、スタートアップ企業やフリーランス、地域づくりNPO団体、学術機関等、地域企業のサテライトオフィス需要に応える公民連携の共創・協働スペースの整備を提案します。盛岡市役所新庁舎など公共施設の一部を活用するなどして初期投資を抑え、民間事業者のノウハウを活かした運営を行うことで、多様な人材が集まり、新たなビジネスイノベーション、地域づくり活動が生まれる交流拠点となることを期待します。

(提案)「総合的な公園としての内丸」の保全と魅力向上
内丸地区全体を大きな総合公園と捉え、人々が歩いて回れる空間、世代問わずに余暇を過ごせる場所としての魅力を高めるべきです。盛岡城跡(岩手公園)や中津川といった歴史・自然遺産を核とし、これらを結ぶ緑豊かな遊歩道を整備することで、住民や来訪者が心安らぐ空間を保全・創造してください。

(提案)自転車やパーソナルモビリティの活用推進
歩行者を中心としつつ、新たな移動手段として、自転車や電動キックボードなどのパーソナルモビリティが安全かつ快適に利用できる環境整備を求めます。専用レーンの設置やシェアリングサービスの導入により、環境負荷が少なく、回遊性の高いまちづくりを目指していただきたいです。

(提案)自動運転バス等、次世代公共交通システムの導入
50年後を見据えた計画であるならば、自動運転バスやAI活用型デマンド交通といった次世代の公共交通システムの導入を、盛岡駅・内丸地区・仙北駅などの結節点間にて計画を早い段階から検討・実証実験していくべきです。
これにより、高齢者や交通弱者の移動手段を確保し、自家用車に依存しない持続可能な都市交通の実現を目指していただきたいです。

(提案)既存住民および将来の住民が安心・安全に暮らせる仕組みづくり
内丸地区に現在住んでいる方、そしてこれから住まわれる方が、日常通っている方が、長期にわたり安心・安全に暮らせる過ごせるための具体的な施策(例:防災機能の強化、夜間照明の整備、コミュニティ形成支援など)を計画に明確に位置づけていただきたいです。

【まとめ】
内丸地区が、県都・盛岡のシンボルとして市民の誇りとなり、未来にわたって多くの人々で賑わう場所となることを心から願っております。
本プランの実現に向けて、内丸住人として今後も注目し、何ができるかを考え、実際に関われる事を探して協力していきたいと考えています。
市長の力強い決断とリーダーシップにより、市民と共に未来を創る、機会となれば嬉しいです。
岩見信吾

sponsored link

長きにわたり、私はこの愛する三陸沿岸・岩手県の地で、声なき声に耳を澄まし、誰かの「助けて」に手を差し伸べるNPOの支援活動をライフワークとしてきました。

学生時代から24年以上、決して短くない歳月です。

そして、あの未曾有の悲劇、東日本大震災・津波の災害からの道のりを、仲間たちと手を取り合い、涙と汗にまみれて歩んできた日々。

盛岡に移り住み、岩手県NPO活動交流センター副センター長として、その職責の重みを噛み締めた9年間

これらは、私の人生の大きな一部であり、揺るぎない誇りです。

しかし、その一つひとつ丁寧に積み上げてきた誇りのレンガを、人物達は土足で踏みつけ、粉々に砕き、いとも簡単に「私を無かった事、そして居なかった人」にしました。

実績を乗っ取り手柄を泥棒し、しかも数年でめちゃくちゃにして投げ出すという人物も居ました。

また、私一人のことであれば、まだ歯を食いしばって耐えられたかもしれません。

ですが、断じて許せない一線があります。

その人物は、あろうことか、私たちが共に支え合ってきたハンディキャップのある仲間を、大勢の人がいる公の場で嘲笑し、尊厳を踏みにじったのです。

弱い立場の人を守り、その声にこそ耳を傾けるのが、人の上に立つ者の務めではないのでしょうか。それを一笑に付し、見世物にする。その光景は、私の脳裏に焼き付いて離れません。

何度、表面的な謝罪の言葉を並べられようとも、私の心に刻まれた怒りと悲しみの傷は、未来永劫癒えることはありません。これは、個人的な恨みなどという陳腐な言葉で片付けられる問題ではないのです。

人としての「品格」の問題です。

今、その人物は、輝かしい未来を語り、市長の座に手を伸ばしています。

私は問いたい。

私の24年を、仲間の尊厳を、そして震災から立ち上がろうとする人々の祈りを踏み台にするような人物に、私たちの街の未来を託す資格が、本当にあるのでしょうか?

そして、その候補者を「良い人そうだ」「変えてくれそうだ」というイメージだけで応援している皆さん。どうか、一度だけ立ち止まって、冷静に考えてみてください。

聞こえの良い公約の裏に隠された、その人の「本性」を。

権力のない、弱い立場の人間に向ける、その人の「本質」を。

あなたの清き一票は、誰かの人生を応援するためのものであって、誰かの尊厳を傷つけた過去を帳消しにするためのものではないはずです。

無責任な応援は、時として刃となり、誰かを深く傷つけ、街の品格そのものを貶めることに繋がりかねません。

どうか、甘い言葉の仮面に惑わされないでください。

その人が本当に信頼に値する人物なのか、その魂の奥底を見つめてください。

これは、私の抵抗であり、未来への警鐘です。

この魂の叫びが、賢明なるあなたの心に届くことを、切に願っています。

sponsored link

令和7年8月23日(土)13時00分から盛岡劇場メインホールにて開催された、盛岡市「MORIOKA AGORA・デザイン戦略に関する市民フォーラム」に参加してきました。

参加してきた証として、参加アンケートと感想を盛岡市の公式ホームページへ送付しましたので、ここにも記しておきます。

■(仮称)盛岡市中心市街地デザイン戦略の策定:盛岡市公式ホームページ

~ここから~
【感想】盛岡市役所宛て
盛岡市内丸から参加しました。しかし、残念ながら、期待していたような市民目線の活気や共感を得られる場とはならず、いくつかの点で疑問と違和感を覚えました。

心に響かなかった言葉たち
フォーラムで語られた街づくりのビジョンは、どれも抽象的で哲学的な言葉に終始していました。例えば、盛岡の人間なら誰でも「東家のカツ丼」と聞けば、あの味、あの店の情景がぱっと目に浮かぶような、そんな具体的なイメージが全く湧かなかったのです。立派な理念を語ることも大切ですが、市民一人ひとりの心に火を灯し、当事者意識を育むには、「私たちの街がこう変わるんだ」と直感的に理解できる、身近で具体的な事例が不可欠ではないでしょうか。

感じた「温度差」と「違和感」
さらに気になったのは、登壇者の方々の言葉が、まるでコンサルタントの営業トークのように聞こえてしまったことです。地域に根を下ろし、日々汗を流しているわけではない方々が、あたかも自分たちの手柄のように成功事例の表面だけをなぞって語る姿に、正直なところ強い違和感を覚えました。
参加者への配慮や、共に未来を創っていこうというメッセージも希薄で、ステージと会場の間には埋めがたい温度差が広がっていました。これでは、参加者にとって有益な学びや発見があったとは言えません。

「市民の力」はどこへ?
フォーラム全体を通して感じたのは、市民の力に期待するよりも、大企業の資本力や財力に頼りたいという空気感でした。「一体、何のために私たちは今日ここに呼ばれたのだろうか」という疑問が頭をよぎりました。市民を主役とする街づくりであるはずが、いつの間にか市民が「お客様」になってしまっているような、そんな寂しさを感じました。
街にはそれぞれ、歴史や文化、人々の気質といった独自の性質があります。街づくりも同様に、行政のお金で進めるのか、民間主導でやるのか、あるいは地域のお祭りのように皆で盛り上げるのか、その原資や手法は、その街に合わせて丁寧に「カスタム」されるべきだと、改めて強く感じた次第です。

自分にできることを今まで通り最大限に、活動している地域で活かしていこうと考えています。
新たな出会い、発見を求めて。
ありがとうございました。

~ここまで~

■モヤモヤから1晩明け、自分のフェイスブックに投稿した記事と感想

~ここから~

街に住んできた人達、街に入り街づくりを丁寧にしてきた人に対して、アゴラではなく、アグラをかいている感がありました。
抽象的哲学のデザインを、ふんわりやんわりどこから見ても綺麗に落とし込まれても、一般市民はどう考えて行動すれば良いかが分かりません。
税金をかけて、たたき台を作らなければならないのでしょうけれど、今までやってきたヒト・モノ・コトが無かったことになっていて、とても乱暴過ぎると感じています。
更地になってしまったわけではないですよね?と。
地域に意識を持って住んだり通ったり、一緒に働いたことの無い街づくり会社、コンサルタント会社、デザイン会社だからこそ、成せる技なのでしょう。
上澄だけを頂戴して、さぞかし美味しいでしょうね。
こりゃ失敬 m(_ _)m

~ここまで~

また、盛岡市のパブリックコメントにも送付していますので、どう取りまとめられるか注目しています。
盛岡市の担当室課、ご査収いただければ幸いです。

盛岡市民のみなさんも積極的に、パブリックコメントを盛岡市役所に寄せてみましょう!!

(仮称)盛岡市中心市街地デザイン戦略(案)について意見を募集します【盛岡市】

sponsored link

>>盛岡商議所会頭 舞妓募集で「男性が若い人好むのは当たり前」【NHK 盛岡放送局】
盛岡商工会議所の谷村邦久会頭が「もりおか舞妓」を募集する記者会見で舞妓の年齢を25歳未満に制限した理由を聞かれ、「男性なら若い人を好むのは当たり前だ」などと発言しました。
谷村会頭はNHKの取材に対し、地元紙に、場を盛り上げようとして誤解を生んだと「書いてある通りだ」としています。
2025年04月10日 18時08分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20250410/6040025272.html

はぁ!?まさしくふてほど…
時代錯誤の県都・盛岡市商工会議所の羅針盤は、旧態の幻想を指し示しているようで…。
こりゃ失敬。

「楽しければ、何やってもいい」的な時代は、とっくに終焉しているのをご存知なのでしょうか?
しかし、この募集事業の仕組みの改定も分かりますが、周辺の育てる環境や認識の刷新も必要なのでは・・・。
毎年のように募集しては、途中でドロップアウトされていますので。

岩手の某日枝さんと揶揄されているようですので、同調してそろそろご勇退されては?
知らんけど。

sponsored link

3.11東日本大震災・津波から14年。
あの未曾有の災害から立ち上がり、復興に向けて歩みを進める中で、数多くのボランティア団体・NPO法人が被災地に駆けつけ、尊い活動を続けてこられました。その献身には、心からの敬意を表します。
しかし、14年という歳月が流れ「第2期復興・創生期間」が完了しようとしている今、あえて厳しい問いを投げかけなければなりません。

東日本大震災・宮古市魚市場2011-03

 

「私たちは教訓と経験を活かしている」
そう語る震災復興系のNPOの中に、残念ながら、その言葉とは裏腹に、14年間、同じような活動を繰り返し、真の変化を生み出せず、地域の実情や新たなニーズへの対応が鈍化しているように見える組織はないでしょうか?

 

もはや「支援」が「依存」を生み、「善意」が「停滞」を招いていませんか?
発災当初、外部からの支援は不可欠でした。
しかし、復興のフェーズは刻々と変化しています。
緊急支援から本格的な生活再建へ、そして今は、地域住民が主体となった持続可能なコミュニティ形成が求められる段階に来ています。

この重要な局面において、もしNPOが過去の成功体験や組織維持に固執し、「教訓を活かす」という本来の目的を見失っているとしたら、それは復興のブレーキにすらなりかねません。

 

「化石化」するNPO
14年間、同じ看板を掲げ、同じような手法で活動を続けることが、本当に「今」の被災地のためになっているのでしょうか? 当初は斬新だったアイデアも、変化する状況に対応できなければ陳腐化します。
地域には、この14年で新たな担い手や団体が育っています。
彼ら・彼女らは、誰よりも地域の「今」を知り、未来への強い意志を持っています。
「教訓」とは、変化し続けること、そして時には「役割を終える」ことを学ぶことでもあるはずです。

 

「バトンタッチ」という名の成長戦略
今こそ、一部の震災復興NPOは、自らの存在意義を根本から問い直すべき時です。

  1. 活動の成果と「今の」地域ニーズの徹底的な検証: 本当に自分たちの活動が、現在の地域課題解決に貢献しているのか?自己満足に陥っていないか?
  2. 地域団体への積極的な権限移譲: 育ててきたノウハウ、築き上げたネットワーク、そして資金の一部を、地域の新しい担い手に託す「バトンタッチ」を真剣に検討すべきではないでしょうか。
    それは敗北ではなく、育成の成功であり、真の地域エンパワーメントです。
  3. 「活動終了」という勇気ある選択肢: もし、自分たちの役割が限定的になった、あるいは地域の主体性に任せるべき段階に来たと判断するならば、「活動終了」や「組織の縮小・再編」も責任ある決断として視野に入れるべきです。
    だらだらと組織を延命させることが、果たして地域のためになるでしょうか?「美しい引き際」もまた、組織の重要な責務です。

 

支援者・関係者への問いかけ
寄付者や支援者の皆様も、ただ「続けている」ことだけを評価するのではなく、そのNPOが「今の」課題にどう向き合い、地域主体性をどう育んでいるのか、厳しい目で見ていく必要があります。
惰性での支援が、変化を妨げる一因になっていないでしょうか。

 

結論:未来への責任
震災復興は、外部の組織が永続的に主導するものではありません。最終的には、地域住民自身が力強く未来を切り拓いていくことがゴールです。

14年目の節目に、一部の震災復興NPOに求められるのは、過去の功績にしがみつくことではなく、未来への責任を果たすこと。
それは、地域の力を信じ、適切なタイミングで主役の座を譲り、あるいは静かに舞台を降りる勇気を持つことではないでしょうか。

「教訓を活かす」とは、そういうことだと、私は考えます。

sponsored link

「新市庁舎のあり方に関する市民会議」に参画しましたが、世代や生活環境の違う方々とのワークショップや意見交換で、さまざまな考えに触れ「盛岡市らしい」「歴史的建造物や地域資源活用や施設整備」「新庁舎と一体的の街づくり振興」を望む声を多く感じました。

 また、候補地にとらわれない形での整備による新庁舎の整備で、候補地を選定したほうが、新しい核になるのでは?との意見もあり、市民が持っている考えの吸い上げ、既存の街づくり計画とのすり合わせの作業も重要です。

 やはり、新市庁舎の整備や周辺の再整備、移転後の跡地活用などは、生活者・勤労者の観点や市の経済にも関わってくるので、1つ1つの課題を迅速に整理し、選択肢と市街地機能の集約化を市民へ確り伝え可視化する事で、興味・関心のない市民への新庁舎整備や街づくりや市政への市民参画にもつなげる呼び水として対策も必要だと考えます。

今後、中核市として新庁舎に求められる機能は「市民が集う場や周辺の歴史的建造物を活かせる施設」「国や県庁舎などと連携した複合的な機能」「災害時における防災連携拠点・避難所」という3つが挙げられると考えます。

これらはそれぞれ地域経済・コミュニティ・安全性という観点から重要であり、コンパクトシティ化を推進する上でも必要不可欠です。

またデジタル化が進む中では、「来庁する必要性」を減らすだけでなく、違う形での「来庁したくなる魅力」を高めることも大切です。

対面手続きが必要な方へ迅速かつ丁寧に対応することはもちろんですが、一般市民・観光客が普段使いできる普遍的な機能を設けたり、既存の歴史・文化施設や商業施設、自然公園等と連携したイベント等を開催したりすることで、「盛岡らしさ」を持続的に発信し、「健全な都市」としてグローバルレベルでも評価されることが重要です。

歴史ある盛岡市を今後も発展させていくためには、「新しい核」として機能する新庁舎が不可欠です。

私も引き続き見聞をし、市民と共に新たな歴史を創る「シン・盛岡市役所庁舎」考えていきたいです。 


【特記事項】この投稿は、盛岡市の新市庁舎整備に関する事項を調査審議する【新市庁舎整備審議会の公募委員募集】への応募の際に提出した課題「盛岡市役所新市庁舎に関する意見」を再編集したものです。

sponsored link

久しぶりに「社会貢献活動に関する」投稿をします。

最近の興味は「AIとの会話を成り立たせよう」と日々、試行錯誤な感じですが、「会話からまとめま」をなんとか言う事を効かせるコツを掴んだので、こんな感じのができてしまいました。

簡単に言うと、巷を騒がせているAIチャットボット「ChatGPT」先生と小職「岩見信吾」の「健全な特定非営利活動法人(NPO法人)の運営のポイント」についての会話をしたことをまとめてみました。というか…まとめてもらいました。

なんでかというと、岩手県内の中間支援をしているNPO法人(終わってしまった人たちの)組合「いわてNPO中間支援ネットワーク」は、人を簡単に裏切るのが習慣で、ガバナンスの欠如が顕著であのるで、ゆでガエルの方々へ「気づき」を与えてあげるためこの投稿を作成しました。反芻し、吸収してほしいです。

私は、なんと優し人なのでしょうか。

 

「厳しい人間」といわれますが、きちんと注意勧告はメッセージ・アプローチしているんですよね。それを無視する人がいるので、このような最終手段に出ているのです。

なにとぞ、ご理解の程よろしくお願いします。

さて本題、
「健全な特定非営利活動法人(NPO法人)の運営のポイント」

■財務管理

NPO法人は、寄付金や助成金、会費などを収入源として運営されます。

財務管理は重要なポイントであり、適切な予算策定、会計処理、監査、内部統制が必要です。

財務状況については、公開性が求められるため、透明性を確保することも大切です。 

■組織運営
NPO法人は、ボランティアやスタッフ、会員などの人材によって支えられています。

組織運営においては、人材の確保や活用、ボランティアやスタッフの指導・育成、情報共有・連絡・相談などが必要です。

また、役員の適切な選任と責任ある役割分担も重要です。

■法務管理

NPO法人は、法的な枠組みの中で運営されるため、法務管理が求められます。

法的義務の遵守や紛争解決などに対応するために、法律家の支援やリスクマネジメントの視点を持ち合わせた体制が必要です。

■プログラム・活動運営

NPO法人は、その目的を達成するためのプログラム・活動を実施します。

プログラム・活動運営には、効果的な計画・実施・評価が必要です。

また、助成金や寄付金の提供者に対して、適切な報告・説明を行うことも求められます。

■マーケティング・コミュニケーション

NPO法人の活動を周知するために、マーケティング・コミュニケーションが必要です。

活動内容や実績を広く伝えることで、支援者の獲得や新たな提携先の開拓ができます。

これらのポイントを踏まえた健全なNPO法人の運営には、積極的な経営戦略や人材育成、システム化などが必要となります。

また、外部の専門家や相談機関との連携も重要です。

文責:岩手NPOサポートチーム:岩見信吾 & ChatGPT 2023年3月20日
次回は、ドラッガーの非営利組織の経営を題材にして、ChatGPT先生とまとめようと思います。

お楽しみください!

sponsored link

sponsored link

プロフィール

岩見 信吾 / IWAMI Shingo

岩見 信吾 / IWAMI Shingo

NPOスペシャリスト・地域情報化プランナー: @IwaminTV / @iwateNPO / @IwateNow / @aiinaNPO 元副所長・管理者/魚ログ・三鉄ログ創設/ #盛岡星人 /産学民公連携協働,環境と地域ICT,地域DX,まちづくり,商品開発,災害復興。/日本経済新聞【地域情報化大賞 2008】日経MJ賞 受賞:三陸いわて産地魚市場の環境を意識した地域情報化/農林水産省ボランタリープランナー/岩手県宮古市(旧:新里村)出身、岩手県盛岡市在住 [詳細]

YouTube