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岩見信吾ウェブログ/イワメディア:岩手盛岡・三陸宮古オモッセ&ソーシャル

数字で丁寧に。平成28年台風10号に伴う岩手県内「災害ボランティアセンター」の活動状況の分析

time 2016/10/17

岩手県内災害ボランティアセンターの活動状況分析(集計日:2016/10/17)

■久慈市災害ボランティアセンターの活動状況

・作業依頼件数:400件

・完了件数:394件

・継続・未対応件数:6件

【進ちょく率】:98.5%

・ボランティア総数:3,615人

・1日当たりのボランティア参加人数:79人

・1件当たりのボランティア必要人数:9人

【今後必要なボランティアの人数】:55人

【完了までの日数】:約1.4日

 

■岩泉町災害ボランティアセンターの活動状況

・作業依頼件数:608件

・完了件数:511件

・継続・未対応件数:97件

【進ちょく率】:84.0%

・ボランティア総数:11,224人

・1日当たりのボランティア参加人数:82人

・1件当たりのボランティア必要人数:22人

【今後必要なボランティアの人数】:2,131人

【完了までの日数】:約26.0日

 

■宮古市災害ボランティアセンターの活動状況

・作業依頼件数:372件

・完了件数:371件

・継続・未対応件数:1件

【進ちょく率】:99.5%

・ボランティア総数:2,963人

・1日当たりのボランティア参加人数:31人

・1件当たりのボランティア必要人数:8人

【今後必要なボランティアの人数】:8人

【完了までの日数】:約0.3日

 

■岩手県災害ボランティアセンターの活動状況

・作業依頼件数:1,404件

・完了件数:1,298件

・継続・未対応件数:106件

【進ちょく率】:92.5%

・ボランティア総数:18,022人

・1日当たりのボランティア参加人数:392人

・1件当たりのボランティア必要人数:14人

【今後必要なボランティアの人数】:1,472人

【完了までの日数】:約3.8日

 

※「岩手県災害ボランティアセンター」(岩手県社会福祉協議会)がまとめた活動状況を「Iwamin.TV制作委員会/岩見総合研究所」が集計したものです。

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地域を盛り上げる事だからと言って、何でも手放しに応援するということほど、無責任なことはない思う。

応援する=自分がしっかりと納得した上で、他人に訴え、共感を得る事。

人も地域も様々で、いろんな意見もあると思います。

しかし、疑問や違和感を思った事を言うのは、悪いこと・潰す行為でしょうか?

それで潰れてしまったものは、それまでレベルだと考えられませんか?

違和感というか、さまざまな危険性がなければ、そういう行動には出ませんし、それに対しての回答も不十分だとなおさらです。

それこそ、これからの地域の事を真剣に考えているからこそなのだと考えます。

今が良ければいい。という無責任なことはしたくはないですし、地域づくりの「ゴールは、すぐそこ」ではないのですから。

機関車後退

世代も時代も変われば、ゴールも遠くなるし、もうすでにゴールしている(時代遅れ)かもしれませんが・・・もしかして、後ろ向きに走ってたりはしませんかね?

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なんか「ボランティア」に「さん」をつけるのって、変じゃないですか?

なんか違和感を覚える。

あ、ただそれだけです。

誰が言い始めか・・・知らんけど。

日本語的におかしくないか??「〇〇させていただく」とかさ。

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中央(都会)で評価が高い団体が、現地でも評価が高い・素直に受け入れられているとは限らない。

支援・連携者もそういうところをしっかりと観察するべきだし、団体側も身の振り方を正さなければならない。

そういう団体が束になると余計にたちが悪いし、怪しさを感じてしまうのは、なぜなのだろう思う。

ビーチフラッグが始まったと思えば、棒倒しが始まり、そして陣取り合戦が始まるのは目に見えている。

結局のところ、報告会という名の生産性のない会議ばかり開いて、何がしたいのかわからない団体にならないよう注意してもらいたい。

まぁ、頑張ってください。としか言いようがない。

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平成28年 台風10号の災害に関して・・・

被害を受けた地域を出入りするメディア・民間団体・学校、地方などの代表の方へ。

平成28年 台風10号の災害

平成28年 台風10号の災害

みなさん岩泉に目を向けられていますが、久慈市も宮古市も大変なんですよ。 

ぶっちゃけ。 

 

岩泉を取り上げると、現地に入ると、いろんなテストの点数が高くなるのかな?

点数を稼げるのかな? と、いろんな先生、報道関係・支援団体の上層部の方々に問うてみたい。 

 

事の大きい小さいも大事ですが、「何事もバランスよく」と思うけど…。

1つの地域だけに入ってこうだ!ではなく、様々な地域の特徴を見てから比較し、総合的に判断してもらいたい。

そのような配慮ができる人間は、落第なのでしょうね。

私は、そういうテスト問題は絶対に出したくないし、評価しません。

ましてやそういう点数は、絶対に欲しくない!

そういう方々には、マイナスの点数をつけてます。

マイナス1兆点です。

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「マルカン・花巻家守」も「いしわり・NPOウィズ」もやってしまったな・・・。

しかし、岩手日報のこの記事の書き方はなんだか・・・?

イケイケドンドン的な考え方やパリピ的な風貌・雰囲気も改めたほうがいいよ。

 

■マルカン食堂復活へ資金上積み 花巻・上町家守舎【岩手日報】より

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160829_2

(2016/8/29)

 

何も意図としていないのか…まぁ読み解ける人が見ると想像できるからいいか。

やはり見えてくるのは…

事業、資金とか何か?

出資、寄付とは何か?

そして、クラウドファンディングとは何か?

というのを理解しっかりされていないのでしょう。

認識がとても甘すぎる。歯が溶けるくらい。

こういうことになるのであれば、上積み・操作するのではなく、「リスタート」するのが普通なのではないでしょうか?

計画も金額も大幅に違っていますし。

そう思いませんか?

2億だと聞いて、「頑張って寄付をした人」もいるはず。

2億だと聞いて、「厳しいから寄付をしなかった人」もいるはずです。

ゴールは、食堂の復活だけなのか?いや、そうではないでしょう。運営し続けることですよね。

こういうことになるのであれば、クラウドファンディングに頼らずに地域の銀行から満額借りるべきだと。

地域の銀行さんもごにょごにょするし…。(独自取材)

ただ単に、一般市民の寄付者を利用し、クラウドファンディングの仕組みと家守社の売名をしたかっただけではないのでしょうか?

まぁ手数料が惜しかったのでしょうね…こんな事になるとはほんと残念です。

岩手の○○はダメですね。がまた増えるんですよ全く…。

リノベーション・家守・クラウドファンディング・NPO

 

【追記】岩手日報の新聞記事を見ても、後発の訂正ページやいしわりの記述をみても、誤解を招いたのは事実だと。

いろんな手段があったはずですし、またタイミングや時期もあったはずです。

しっかり説明する機会を設けてからするべきことだったのだと思います。

さまざま関連商品を買い・おすすめしましたが、なんか利用されたのでは?と感じてしまいました。

こういうことが積もってしまえば、足元をすくわれかねません。

寄付者と出資者の位置づけや役割はどうなのでしょうか?

なぜこの時期になったのか、そしてこの手段をとったのか説明すると聞いていますが、すごく距離が離れてしまいました。

いいことをしていても応援するのは人それぞれです。

一挙一動、見られています。

マルカン大食堂の味は、あの建物の全館・あのスタッフ全員の雰囲気・あの味を作り出していたのだと思います。

一部が少しでも欠けると、あの味・雰囲気を再現するのは、再開してもとても難しいように感じます。

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東日本大震災・津波発災以降、公・民さまざまな基金が立ち上げられました。

また、クラウドファンディングも分野別や地域別のポータルサイトが誕生し、成功した時の手数料比率が下げられたり、期間を分けてのサービス合戦が始まったりするなど、分野を問わず小さな地域での寄付も気兼ねなく、募れたり・寄付できるとてもよい時代となったと思います。

しかし、ただでさえ地方の人口は減少しているのだから、寄付を地元だけではなく、少ないパイを奪い合うのではなく、地域の外から多く募る「外貨獲得」の意識があるのとないのではだいぶ違うと考える。

そして、多数見受けられる、打ち上げ花火的に一発のイベントで多く募るのではなく、少額でもいいから継続的に資金を途切れさせないようにと思うのは自分だけでしょうか。

また、ふるさと納税と同じで「お礼商品」ありきなキャンペーンが増えてきている。

お得感もあるけれど、「純粋な寄付の行動や文化」を定着させることには程遠くなってしまっている。

それが広告宣伝だと言ってしまえば終わりなのでしょうけど、それが一般的なこととなると、とても残念である。

私自身もクラウドファンディングや寄付サイトを活用し、様々活動をしているが、やはり地域外の方からのほうが、金額も回数や期間も長くいただいている傾向にある。

そして、そういう方々に対しても失礼にならないよう、長く続けられるような活動を通してお礼をし、そのような方を増やさなければならない。

ローカルなクラウドファンディングを批評するつもりはないけれど、どれだけの人の目に留まる機会(分母)が多いかなのだと思う。

足元を見るな。もっと先を見ろ。と言いたい。

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物資が届いていないのではなく、正確な情報がしっかり届いていないのです。

全国から集った支援物資は、各避難所など行く先々でみなさんが困らないよう、被災度の少ない所にいったん集積し、丁寧に仕訳して、必要な物が必要な分量しっかり届くようにしています。

また、人員も不足しているので、仕分けや物資の輸送に時間がかかるんです。

ですから、必ず届きますのでお待ちください。

ってなぜマスコミは伝えない?

「不足」ばっかりを念仏のように唱えるマスコミ。

マスコミの役割って何なのでしょうか?

的確な情報を迅速に確実に届けてもらいたい。

そういうところをマスコミ各社は、しっかり考えていただきたい。

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無理せず、安全第一で、活動しましょう!

基本原則

  • 法令遵守: 法律やルールを守りましょう。
  • 自己完結: 食事、宿泊、交通手段、装備は自分で用意しましょう。
  • 郷に入っては郷に従え: 現地のやり方や指示に従いましょう。

活動前の準備

  • 情報収集:
    • 被災地の官公庁やボランティアセンターへの直接連絡は控え、公式ホームページやSNSで情報を集めましょう。
  • 食事・宿泊:
    • 全て自己負担です。
    • 避難所やボランティアセンターには泊まれません。
    • ホテル・民宿を利用するか、迷惑にならないよう車中泊やキャンプ場などを自分で確保しましょう。
  • 交通手段:
    • 全て自己負担です。
    • 運休や通行止めなどを確認し、自分で確保しましょう。
    • 現地でレンタカーは不足しやすく、燃料も手に入りにくい場合があります。帰りの手段も考えておきましょう。
  • 服装・携行品:
    • 作業しやすい服装: 長袖・長ズボン、帽子。
    • 保護具: 作業用ゴーグル、防じんマスク、軍手、ゴム長靴や安全靴。
    • その他: タオル、ラジオ、簡易救急セット、携帯電話、飲料、弁当、塩あめ、使い捨てカイロなど。
  • 保険:
    • 出発地の社会福祉協議会でボランティア活動保険に必ず加入しましょう。
  • 未成年の方:
    • 保護者や引率者がいない高校生以下は、保護者の同意書が必要です。

活動中の注意

  • 法令遵守: 法律やルールを守りましょう。
  • 指示に従う: 現地の災害ボランティアセンターのルールやリーダーの指示をしっかり守りましょう。
  • ゴミは持ち帰り: 自分が出したゴミは必ず持ち帰りましょう。
  • 自分の身は自分で守る: 危険な場所には近づかないなど、安全に気を配りましょう。
  • 無理しない: 疲れたら休憩し、体調が悪くなったら無理せず休みましょう。休息と睡眠は大切です。
  • 待機も大切: 指示があるまでは無理に動かず、待機することも重要です。

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災害ボランティアセンターへのボランティア受入の体制づくりと捌き方・センターの操縦ノウハウは伝えれた。

意識高い系の変な活動家の意見にとらわれず「郷に入っては郷に従え」ただそれだけである。

地元のことを知っているのは地元の方々だから。

それをしっかりもつことが一番大事。

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プロフィール

岩見 信吾 / IWAMI Shingo

岩見 信吾 / IWAMI Shingo

NPOスペシャリスト・地域情報化プランナー: @IwaminTV / @iwateNPO / @IwateNow / @aiinaNPO 元副所長・管理者/魚ログ・三鉄ログ創設/ #盛岡星人 /産学民公連携協働,環境と地域ICT,地域DX,まちづくり,商品開発,災害復興。/日本経済新聞【地域情報化大賞 2008】日経MJ賞 受賞:三陸いわて産地魚市場の環境を意識した地域情報化/農林水産省ボランタリープランナー/岩手県宮古市(旧:新里村)出身、岩手県盛岡市在住 [詳細]

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